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クリスタルガラスへの彫刻加工

Podea ZEROで作成する最初の作例です。
CO2レーザーはレーザー光そのものに熱量があります。そのためPodea-01と異なり透明な素材にも加工ができます。

レーザー加工に適したクリスタルガラスでできたトロフィーに彫刻をしてみました。

使用機種:Podea-ZERO 12Wモデル
使用素材:クリスタルガラス トロフィー
加工時間:約20分
使用ソフトウエア CorelDRAW 2017

クリスタルトロフィーにレーザー彫刻

このような異形形状は位置合わせが結構難しく最初のデータ作成が重要です。
上面から写真撮影し、DRAWソフトウエアで外形を現物と照らし合わせながら作成し、その外形データの上で

実際に刻印するデータを配置していきます。
コピー用紙などの一時的に使用できる型紙をレーザー加工機で切り出し、その型紙の上に加工素材を置いて位置決めを行います。

最初の作例としては難易度が高い物でしたが、デザインが決まって位置も決まってしまえば
後はレーザー加工機に任せて加工を行うだけです。

トロフィー外形とデザイン
加工中画像

加工そのものはそんなに時間がかかりません、加工後に少し洗浄をして完成です。

加工中の写真はマスキングテープを貼ったものですが、貼った場合と、貼っていない場合の違いはほとんど見受けられませんでした。燃焼のスス汚れや後処理の手間を考えると、どちらかというと貼らない方が良いかもしれません。

完成写真

安価に作られているソーダガラスに比べ、クリスタルガラスはレーザー彫刻結果が良好です。
ソーダガラスは熱膨張率が高く、レーザー彫刻をすると非常にクラックが激しく良い結果が得られないのですが
クリスタルガラスは思ったような彫刻結果が得られます。

透明なトロフィーはこのクリスタルガラスが使用されているため、CO2レーザーが多く活躍しています。

レーザー加工機は思った以上に多くのビジネスシーンで使用され人の生活に深く根ざしています。

その装置から作り出される記念品は、人生の節目のメモリアルな一品として、贈答品とともに
人の記憶に深く刻まれることでしょう。

PodeaZEROの優位性

 

レーザー加工機は人の人生にかかわる可能性がある製品です。同時に大きな可能性があります。
しかしながら導入に関しては多くの障壁があるのも事実でしょう。
価格の問題から、環境に関する問題、サポートの問題・・・思いつく限りでも多くの障害が考えられます

Podeaの製品は全て日本国内で作られていますそれでも一般的に売られている金属管を搭載した
CO2レーザーより安いのは何故でしょうか?

Podeaとしては安売りをしているつもりはありません、これが適正価格だと判断しています。

PodeaはPodea-01を設計・組み立て・製造・販売まで自社で一貫して行い数多く出荷してきました。
全ての機械図面とソフトウエアをゼロから作り、その製造も自社で責任をもって行っているため
製品に対する責任と品質管理・価格コントロールが出来るのです。


自社で全ての設計データを保有しそれをブラッシュアップし続けることが出来る・・・
これこそPodeaの強みであり、他では簡単に実現できない優位性が生み出されるのです。

 

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