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黒御影石表札

石材の追加は主にサンドブラスト等が使われるのですが、CO2レーザーを活用した一つの例として
加工例を作成してみました。

使用機種:Podea-ZERO 12Wモデル
使用素材:黒御影石
加工時間:約15分
使用ソフトウエア CorelDRAW Graphics Suite 2017

猫型アクリル照明プレート

入手した黒御影石でこのサイズとなると・・・思いつくのは表札でした
ベタなのですが表札を作ってみます。

名前を配置しデザインを配置し彫刻するだけなのでデータの作成は非常に簡単に終了しました。

ちなみに御影石は彫刻すると白くなるため、彫刻する部分が白くなることを想定して加工データを作ります。

​あとは加工データをレーザー加工機に転送して彫刻加工をするだけです。

彫刻加工レイヤー
彫刻加工レイヤー

最初は名前の部分を白いアクリル板を切断し接着剤で張り付けようと考えていたのですが、加工終了時にこのままでも良いかなと思い、レーザー彫刻のみで完成としました。
文字の可読性も高く、筆で描いたような表現の部分も綺麗に仕上がり、非常に良い仕上がりとなりました。

レイヤー加工完成写真

思った以上に簡単に出来たため時間があるので点画彫刻もしてみました。
材料の都合上加工パラメータを色々試す余地が少なかったのですが、まずまずの加工結果が得られました。
点画についてはまたチャンスがあったら試行錯誤をしてノウハウを積み上げてから作例に出したいと思います。

レイヤー加工完成写真

石材の魅力

CO2レーザーは赤外線のため、非常に多くの素材に対して加工することが出来ます黒御影石もレーザーの反応が良く、相性が良い素材でした。石材は物としての存在感が強く、デザイン次第では非常に良い商品が作れることでしょう。

石材そのものの魅力とレーザー加工による付加価値はまた新たな可能性を生み出すことでしょう。

PodeaZEROは金属管を搭載したモデルとしては最もリーズナブルな機種です。

ビジネスを考えると金属管を使用するのは稼働率や安定性を考えると絶対的に有利です。

ますます身近になるレーザー加工機を使いこなすことで、より付加価値の高い商品を作ることが出来るでしょう。

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